秋の季節の変わり目、頭痛肩こり腰痛が増える理由!

秋の季節の変わり目、頭痛肩こり腰痛が増える理由!

秋や春など、季節の変わり目は、頭痛や肩こり、ぎっくり腰などの腰痛が起きやすい時期です。これは温度と気圧が急激に変化するためです。夏のように暑い日が続くと、副交感神経が優位になりますが、寒い日が続くと交感神経が優位になりやすくなります。この急激な変化により、一日の中で自律神経が上下に揺れ動き、その結果、バランスが乱れやすくなります。

なぜ夏と冬で体が違う?

人間の体温は常に約36.5度前後、血圧は120/80 mmHg程度で安定しています。爬虫類のように外部温度が高くなっても、人間の体温はそれに合わせて急激に上昇することはありません。私たち人間は、暑くなると体を冷やすために汗をかきます。逆に寒いと、血管が収縮し、筋肉が硬くなって体温を保つようにします。こうしたメカニズムにより、体温や血圧、尿量などは一定の状態を保つよう調整されています。これが「ホメオスタシス」と呼ばれるものです。

この調整を担っているのは、無意識下で働く自律神経です。自律神経は2種類あり、活動時に優位になるのが交感神経、休息時にリラックス優位になるのが副交感神経です。この2つの自律神経がバランスを取って働いています。日中の気温や気圧の変化に対応するため、私たちの体はそれに適応しようとしますが、時にその変化に追いつけず、体調を崩すことがあります。

基礎代謝

夏と冬では、周囲の気温が20度だとしても、私たちはその温度を夏は涼しく感じ、冬は寒く感じることがあります。これは、日々の気温が安定していると、体がその温度に適応してしまうからです。この違いは基礎代謝の変化に関係しています。基礎代謝とは、生命を維持するために必要なエネルギーのことです。夏は基礎代謝が低下し、一方、冬は体温を維持するために基礎代謝が上昇します。

そのため、夏には食欲が低下して夏バテが起こりやすくなりますが、寒い冬には体を温めるために食欲が増す傾向があります。これは基礎代謝の変化に関連しています。冬は体温を維持するためにエネルギーを多く必要とするため食欲が増しますが、夏はその逆です。

自律神経と鍼と筋膜リリース

令和さくら鍼灸整体院では、鍼と筋膜リリースを通じて筋肉を柔軟にし、自律神経にアプローチすることで、肩こりや腰痛を緩和していきます。

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