雨の日の自律神経症状の対策

【雨の日の低気圧と自律神経】

低気圧が接近する雨の日には、多くの方が頭痛や腰痛などの症状が悪化することがあります。この現象は低気圧が空気を上昇気流に変えるために起こります。逆に、高気圧は下降気流となります。この結果、低気圧時は空気が薄くなり、気圧が低下します。こうした状況では、体の細胞内の水分が外側に移動しやすくなり、浮腫みが生じやすくなります。

さらに、希薄化した空気は体に危険を知らせ、副交感神経が優位になりがちです。この状態では眠気ややる気の低下、片頭痛が悪化することがあります。

【雨の日の対策】

雨の日に自律神経の症状が和らぐように、これら対策をして下さい。

● 雨の日でも積極的に動きましょう。

雨の日は自律神経のバランスが崩れやすく、副交感神経が優位になりがちです。そのため、身体を動かすことには少々抵抗があるかもしれません。しかし、意図的に身体を動かし、交感神経を活性化させることが大切です。

●リズミカルに、速足で歩きましょう。
行動はメンタルに影響します。どうしても気持ちが落ち気味です。そういう時こそ背筋を伸ばして、リズミカルに大股で歩くようにして下さい。

時には、心が重く感じるときもあります。そのような瞬間こそ、自分を奮い立たせるためにも、背筋を伸ばし、自分のステップにリズムを感じながら、速い足取りで歩いてみましょう。

●電車の中などでは立つようにしましょう

姿勢は私たちの心身に大きな影響を与えます。電車や他の公共の場において、座ることと立つことでは、姿勢による影響が異なります。立っている方が、交感神経が優位になりやすいのです。できる範囲で疲れない程度に、立ち姿勢を保つ時間を増やしていくことがお勧めです。

●スマホを触る時間を減らしましょう

雨の日は片頭痛などの不調が起きやすいのに、スマホ利用で目や首を酷使すると症状を悪化させる恐れがあります。触る時間を意識して減らして下さい。

●着替えを準備しとくようにしましょう
雨や汗で服が濡れていると不快に感じますよね。これが自律神経に作用して乱します。これの対策として着替えを用意しておくようにして下さい。

以上が雨の日に自律神経の症状に対処するための対策です。令和さくら鍼灸整体院では、鍼や筋膜リリースを通じて自律神経にアプローチし、体調を整えるサポートします。

 

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