【腰痛・肩こりを作る、こんな姿勢をしていませんか?】
楽だと思い、写真のような姿勢でスマホを使用したり、本を読んだりしていませんか?このような姿勢や習慣があると、頭痛、肩こり、腰痛、足のだるさ、腕が上がりにくいなどの症状が出る可能性があります。また、現在出ていなくても、将来的に症状が出る可能性があります。このような姿勢を取ることが多く、肩こりや頭痛を抱える方は、この姿勢をやめるだけでも、それらの症状が改善される可能性があります。
【解剖学的になぜ?】
まず、この姿勢では腰から首にかけて反り返るような状態になります。この状態では、背骨より後ろにある筋肉は常に収縮した状態となり、背骨より前の筋肉は引っ張られた状態に保たれてしまいます。
スマホや本は下に置かれているため、目線は一定の距離を保つために下向きに維持されます。また、頭は体重の6分の1にあたる重さがあります。このような重さを持ち上げ、一定の距離を保つためには、首の筋肉が力を入れています。短期的な状況なら問題ありませんが、毎日この姿勢を続けることで、筋肉が回復する時間を与えずに繰り返されることで、状況は悪化していく可能性があります。また、首の前には交感神経節があるため、自律神経にも大きな影響があると考えられます。
また、肘をつき、距離を取っている状態です。距離を取ることは、体重を肘で支える必要があります。これも悪化させる原因で、肩関節の状態を悪化させ、将来的に四十肩や五十肩の原因となるかもしれません。
もし、このような習慣があるのであれば、将来的な身体のことを考えて、この癖を改善することが望ましいでしょう。
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