筋肉を柔らかくして呼吸する力を上げましょう

喘息やCOPDなどなると呼吸をするのがしんどくなります。

肺は肋骨と背骨の中にある胸郭という部分にあります。呼吸をする時、肺は膨らんだりしぼんだりします。胸郭が筋肉を引っ張り膨らんだりしぼんだりします。それにより中にある肺が動きます。自分の胸やお腹に手を置くと分かると思います。

 

胸郭は骨や軟骨に出来ていて、筋肉が引っ張り動かしています。これが呼吸筋です。呼吸筋は胸郭まわりに有り360度肺が効率良く広がる様についています。呼吸筋の緊張が硬くなって柔軟性が無くなると胸郭の動きが悪くなり呼吸力は落ちます。

また緊張が高くなると胸郭が通常より丸くなり猫背になります。丸くなった胸郭と真っすぐな胸郭とどちらの方が空気が入りやすいかというと当然、真っすぐな胸郭の方が入りやすいです。

呼吸筋の緊張が硬くなる理由としては姿勢を保つ筋肉と一緒だからです。ふだんいつもしている長時間している姿勢、例えばデスクワーク、車の運転、スマホ、家事などが続くとその姿勢を保とうと筋肉は収縮して筋肉が緊張します。これで硬くなった筋肉が呼吸に影響して呼吸力が落ちます。

病院などでは胸郭の中の肺の状態はしっかり診てくれますが、胸郭の外の呼吸筋はあまりよく診てくれません。普段の生活を見直したりストレッチや軽い運動等と手技や鍼灸でしっかりほぐす事に呼吸力が上り、楽になります。

 

 

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