立っているよりも座っている方が腰の負担が1.4倍大きい事は前回のブログで分かっていただけたと思う。座り方が右のような座り方(右の写真)をすると腰を痛めやすい。背骨の状態は左のような感じになる。背骨の緑の腰椎と青の胸椎は曲がり、紫の頸椎の部分は前に出る。この状態で筋肉が固まるので腰や肩などに症状が出てくる。
骨盤の下に筋肉の代わりに白い風船を入れてみました。風船が潰れているのが分かると思います。この状態が長く続くと筋肉の緊張が高くなるのがわかると思います。筋肉はつぶれても元に戻ろうとする力はあります。しかし毎日、この刺激が毎日続き、血流が悪くなり筋肉の緊張が高くなります。そのままの形でお尻が固まってしまい腰も曲がったままになってしまいます。このまま固まると腰痛だけではなく、呼吸器系の疾患、高血圧、糖尿病、心疾患、脳梗塞、抑うつ、座骨神経痛、疲れやすいなどの問題も出てきます。
日本人の座る時間はサウジアラビアと並び平均7時間で世界第一位です。それだけ腰痛が日本人は多いので30分に1回は立つことを意識して生活をしていきましょう。
参照文献 ダイヤモンド社 長生きしたければ座りすぎをやめなさい 岡浩一郎
大阪府豊中市 令和さくら鍼灸整体院 西村 通
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